タグテープとは

バッグや小物を作ったときに縁に挟み込んだり、表の部分に貼ったりするタグというものがありますが、リボンのように5mなどの巻で売っていたりします。文字やイラストなどが繰り返しプリントされていて、必要な分だけ切ってハンドメイド作品に付けると既製品のような仕上がりになりアクセントになって素敵です。手作り品を本格的に作ってネットやバザーで売る時などたくさんのタグが必要になりますが、既製のタグを巻で買えば便利です。またそんなにたくさん必要ないという人にお手頃な20~30cmほどの長さや、5柄一組などの単位やバラでも販売されていますので用途に応じて購入しましょう。

タグテープの種類

マスキングテープを集めるコレクターの人がいますが、このタグテープにもコレクターになってしまいそうな魅力があります。多くの種類があり、どれも可愛くて1つを選ぶのに迷いそうです。手芸以外ではスクラップブッキングに使ったりする人もいるようです。

文字だけのもの、イラストと文字を組み合わせたもの、一本のテープの中に何種類かの違った柄が組になっているものなどがあります。柄を見てみると、クマやウサギ、鳥、リス、靴、木、花、和風柄、レース模様、綿麻風、パリ、ロンドン、国旗、ソーイング柄、キー、フルーツ、ハート、カップ、楽譜、刺繍柄、子供、赤ちゃん、ハンドメイド文字等の可愛いものばかりです。地の色も白やナチュラルなものや濃い色のもの、絵柄も単色やカラフルなものと様々です。刺繍は刺繍柄をプリントしたものと直接刺繍してあるものとかあります。バラで一枚から売っています。

巾は1.5~6cmほどです。付ける場所によって選びましょう。布地の種類も綿平織、綿綾織の他、リネン、ポリエステルもあります。素材によっては洗濯すると多少縮むので気になる場合は水通しをしてから使うようにします。また自分でハンコを押してタグを作る場合には無地のタグテープがあるのでそれを利用できます。スタンプテープという商品名になっています。

タグテープの使い方

作品に付けるタグを選んだら、ミシンで縫い付けるか、手縫いするか、両面接着テープでアイロンを使って簡単に付けるなどの方法があります。ミシンで付けるにも4辺縫ったり左右の2辺だけ縫ったりと使い方も様々です。四隅だけのこともあります。テープの端を折り縫い留めますが、作品を仕上げてから付ける場合と、作る途中で挟み込んだり、裁断したらすぐに中央に留めつけたりする場合もあります。まっすぐに、バランスよく付けるようにしましょう。

タグテープを自作するには

平織の白地のタグテープを購入して、自分でスタンプする方法があります。巾も1~4.5cm等が売っているので好みのものを使います。スタンプもハンドメイドの雰囲気にぴったりの柄があります。あとは布用スタンプ台を用意すればポンポンと楽しく押してアイロンをかければ完成です。アイロンをかけると洗濯が可能になります。

コンピューターミシンをお持ちなら、テープに刺繍をして簡単にお名前テープも作れてしまいます。

熱転写シートを使って絵柄をアイロンでプリントする方法もあります。転写シートははがき大のものが3枚入りで1600円台で売っていますが、100均でもあるようです。ペットの写真やきれいなプロっぽいイラストなども利用できるので素敵なタグが簡単に作れます。